エマルジョン燃料
エマルジョン燃料とは?
■軽油・重油などの化石燃料に特殊技術によって、水(水滴)を界面活性剤の力を利用し燃料と水を結合させた燃料。
■水滴の粒子を2ミクロン〜5ミクロンと均一微細化することによって、水の影響をプラスに変え燃焼効率を促進させる事が出来る。
■燃費を15%〜20%程度削除する事が出来る。
■有害な排気ガスを低減する事が出来る。
 ・二酸化炭素:15〜20%削減  ・窒素酸化物:20〜50%削減  ・粒子状物質:20〜50%削減
エマルジョン燃料作成装置詳細
水滴微粒化のしくみ
■多孔質金属膜
 ・金属粉(ステンレス・銅など)を特殊技術により固形化し形成した金属膜を円筒形に作成し、浸透膜原理を利用して水の粒子を微粒化する。
 ・細孔径は、1ミクロン〜100ミクロンと自由に作成する事が出来る。(エマルジョン化には2〜5ミクロンを採用)
 ・均一な孔径を有するため、水粒径も均一単分散の水滴が形成される。
 ・水滴が単一微粒化されていないため、水の影響がでない。

ボイラー排気ガス測定比較結果
■測定ボイラー:エバラ蒸気ボイラー ST500K  測定:環境テクノス(株) 2009年1月
項目
A重油
エマルジョン
削減率
ばいじん(g/m3)
0.0030
0.0024
20.0%
窒素酸化物(ppm)
74
50
32.4%
硫黄酸化物(ppm)
340
300
11.7%
酸素(%)
6.6
8.3
排気温度(℃)
318
327